THE FLAMENCO TSUNAGUのメンバー ラファ!
THE FLAMENCO TSUNAGUの座長 亜哉子です。
柴崎さんが、自然と涙がこぼれた舞踏との出会いは衝撃的でしたね~。
フラメンコチームの素顔も知っていただきたく、メンバー全員に、同じ質問を投げかけてみました。
質問は・・・
『あなたとフラメンコの出会いは、いつでしたか?』
『プロになろうと思ったのはいつでしたか?』
『あなたの、尊敬する人は、誰ですか?(家族でも、スポーツ選手でも構いません)』
の3つです。
それぞれ個性的な答えがかえってきていますよ!
まずトップバッターは、踊り手のラファエル・マルトスさん。
ラファエルは、かなり前からフラメンコの公演や、教授活動などを日本でも行っていて、私も8-9年くらい前に、知人の紹介から日本で踊りを見てもらったのが初めての出会いでした。
えらい辛口の評価を受け、くらっとしました・・・
良く考えてみると本当の事しか言っていないラファエルに、尊敬の念を抱き、それから今に至るまで彼からフラメンコを習っています。(クラスは、非常に厳しいです 汗)
私の現在の先生は、グループメンバーのラファエルとキカです。
キカについてはまた改めて・・・
さてラファエルさんですが、TSUNAGUプロジェクトメンバーの踊り手。
メンバー紹介ブログ(相関図付き)にも、ありましたが、踊りは、まず正統派ですが、ダークで哀愁一杯。ちょっと近寄りがたいといういう印象を与えますが、本人は、大変気さくで、子供になつかれます。
自然と動物と鳥とサッカーが大好き。フラメンコやる前は、サッカー選手になれるかも?しれないくらいの、地域でちょっと目立ったプレーもできる人だったようです。
大の親日家で、大好物は、アサヒスーパードライと枝豆のセット。
PR撮影の日には、張り切って、日の丸入りの、錦織圭選手サイン入りのポロシャツを着てくる人です。(笑)
(的を得てるのか、得てないのか、、、私的には、スペインらしい、または踊り手らしい感じの服装で攻めてきて欲しかった・・・)
ラファエル少年、中学生の頃に遡ります。
お父様は、なんと、闘牛士をしていらした方でしたが、この時期、お母様が他界されたりしたことで、家庭の事情が大きく変わり、男手一つで、ラファエルを育てる為に、闘牛の世界から抜けることを決意したそうです。
闘牛界とフラメンコ界は、繋がっていまして、ひょんなことから、お父さんの友人に、息子さんに、フラメンコを習わせてみたら?と勧められ、ラファエルは、基礎を始めたそうです。
身体能力の高いラファエル少年は、みるみる上達し、その時代の有名なフラメンンコアーティストのマネージャーなどの目にとまったそうですが、まだ、中学生~ですから、仕事を始めるわけにもいきませんね。
そのまま、国立芸術舞踊高等学校に進み、そこで、スペイン舞踊の学位を取得します。
スペインでは、バルセロナオリンピックが開催され(1992年)、有名舞踏家、クリスティーナ・オヨス舞踊団が、開会式で踊ったのですが、その舞踊団に、ラファエル少年は、見事、選抜されて踊っています。
17歳になると、一人立ちをして、フラメンコの仕事を地方で始めたそうです。(イビサ島やなどおイベントが多いところなどに出向いていたそうです。)
ただ、フラメンコの本質を本格的に知ったのは、マドリードに住み始めた時だそうです。
タブラオという、フラメンコを見せる専門のお店やレストランがマドリードには沢山あります。フラメンコ発祥のアンダルシアには、アンダルシアの原石のようなフラメンコが沢山ありますが、マドリードは、何と言ってもスペインの首都、つまり、東京と同じですから、一旗揚げたいアーティストが集まる刺激的な街です。
一流アーティストはその時代、マドリードに集まっていました。
そこで、そんなアーティスト達と、毎晩、毎晩、踊って本質的な本当のフラメンコを身につけたそうです。
沢山の興行主の目に止まり、ラファエルは、自身の舞踊団を持つまでになります。
スペインもバブル期で、経済も元気でした。
時は流れ、ここ10年ほど、スペインのバブルは弾け、ベテランアーティストでも、なかなか厳しい時代が続いています。それに加え、アーティスト活動は半年や1年は、家に帰れないことが当たり前。若きラファエルは考えた挙句、収入の安定した仕事を始めまル決意をします。
それでいいの?と私もびっくりしたりしましたが、彼にとっては、人に媚びたり、安くしても良いから、希望通りの演目をやるから踊らせてくれ、というこの時代なら、踊らなくも良い。と決断したのだそうです。
それくらい彼には、踊りが大事だと言います。踊らなくても、彼のフラメンコの本質は変わらないのだと言います。
そんなラファエルが、このメンバーだったら、無条件でフラメンコをやってしまいたい。と、久しぶりに思えたのがこの、”THE FLAMNCO” のメンバーなのだと言います。
ラファエルは、フラメンコチームのリーダー的存在、構成を担当してくれています。
そんなラファエルが尊敬する人、夢の中でも逢いたいフラメンコアーティストは、
ずばり、踊り手ではなく、
歌い手の「カマロン・デ・ラ・イスラ」 と
ギタリストの 「パコ・デ・ルシア」
あらら、この2人の名前は、このブログにも既に、登場しましたね。
(”座長亜哉子のジャニーズ以外のアイドル”編で、登場しますね)
因みに文章中に出てきた クリスティーナ・オヨス
これは私の永遠の恋人 アントニオ・ガデスと一緒の映像がたくさん見てます!
https://www.youtube.com/watch?v=pTVqfCPq_CE
踊りだけ見ると近寄りがたい感じがしますが、本当に気さくなお人柄なので、公演の会場で見かけたら、声をかけてくださいね。
ワンポイントスペイン語。
こんにちは~!英語のHello ! は、Hola ! (オラ!)です。
How are you? は、¿Cómo estas? ( コモ エスタス?)
もっと短く ¿Qué tal? (ケ タル?)でもOK
会話が続かなかったら、Goodbye ! は Adios! ( アディオス) (笑)
カナカナ読みで大丈夫!
では、また次回まで! Adios !
#rafaelmartos #Camaron de la Isla #Paco de Lucia #THE FLAMENCO #TSUNAGU