民謡会館に行ってきました!っていったいどこ?
THE FLAMENCO TSUNAGUプロジェクト ブログ管理人のHIROです
今日は我が座長が日本民謡会館なるものに行ってきたときのお話です。
私もそんなのあるんだと関心。貴重な資料や道具の写真と共にお楽しみください!
公益財団法人日本民謡協会(会館) http://www.nichimin.or.jp/index.html
月~金 9:30-18:00
TEL 03-3471-8888
土・日・祝日 休み
会館見学は会館時間中でも、あらかじめ電話をしてから行かれることをお勧めいたします
座長の亜哉子です。
民謡会館に行ったときのお話しをさせていただきます
どうぞ最後まで御付き合いください
小川さんと私
民謡界のホープ、福士さん(津軽民謡)と矢吹さん(津軽三味線)と繋がった私は、民謡の事をあまりに知らないので、何か良い本などないか尋ねたところ、
日本民謡協会(創立、昭和25年)の、日本民謡会館に本も資料(映像も含む)も沢山あると教えて頂き、大雨の降る5月のある日、行ってきました。
JRの大井町駅から徒歩7分くらいです。電話をして、開館しているか確かめてから向かいました。着いたのは閉館2時間前を切っていたので、まあ、今日はどんな資料があるか見て、また、後日ゆっくり来れば良いかな、と、気軽に会館に入りました。
受付を済ませた際、
「先程お電話頂いた、石川さん(亜哉子の名字)ですか?今日は、資料案内係?が不在ですが、小山(おやま)という者が、対応させて頂きます。」と
「た・・・対応??? うーむ、、、」
嬉しい反面、民謡への知識が無いので、「対応されても質問もないわ~」、「困った・・・」と思いながらも、私の中のキーワードには、日本の民謡/津軽民謡/津軽三味線/ 瞽女と瞽女唄(小林ハル) / 越後の民謡/荷方節 があったので、そのあたりを知るには、どの資料を見たら良いかお聞きしようと思いました。
思いも寄らず、お茶や茶菓子など出して頂き、小山浩秀さんと私は、ちょこんとテーブルに座りました。私の知りたい範囲が広すぎて、(知らない範囲が広すぎて 笑)、知ったかぶりをするのは、諦めて、どうして来たのか話す事にしました。
つまり、~The Flamenco TSUNAGU~の企画をざっくりお話しした訳です。
フラメンコと民謡を繋ぐ事がやりたいのだが、民謡にについて、知らなすぎるから来たと。
そして、それから閉館までの2時間弱、小山さんは、なんと、ずーっと私とのお話に付き合ってくださいました。
私が、フラメンコと民謡に、非常に共通点を見出した事項。口承伝承であることや、労働から生まれた唄である事。楽譜が存在しない事。(フラメンコも民謡も、便宜上、楽譜が存在します)
美しいけど、消えていくと思われる文化、伝統を、私が見て来た範囲、出来る範囲で伝えたい気持ちも伝え、小山さんの経験談や、瞽女唄に関する考え、など、実は、資料を眺めているよりも貴重な時間を過ごしました。(資料は別の日に見れる、という意味で)
小山さんにとって、若い時、瞽女、瞽女唄は、哀しすぎて聞けなかった。というような事をおしゃっていたのが、印象的でした。
彼は、聞く事さえ、できなかった。。。
人と、人の心は万別。当然ですが、感動しました。
小山さんにとっては、瞽女の存在は、きっともっと近い存在だったのだろうと、私なりに考えたりしました。
近いから、知ってるから、悲しずぎて見れないものってあると思います。
でも、小山さん、これを機会に?瞽女唄、聞いてみようかなって、おっしゃってました。
会話の中から、宿題も生まれました。
”白川軍八郎” 津軽三味線の神。津軽三味線を進化、確立した人物。
”高橋竹山” この方が、津軽三味線を全国に広めた名人。
なんと、両人ともボサマ(盲目の門付芸人)でした。(正確には、高橋竹山は、うっすら見えていた、弱視だったらしい)
又、高山竹山が、一緒に巡業していた、成田雲竹さんは、民謡の父と呼ばれる方。
なんと、この方が、私達の民謡チームの福士あきみさんと繋がってきます。
宿題は山積みですが、楽しいです。
さて、会館には、労働から生まれた唄、という事で、実際、昔の農耕具が、本当に、ごろごろと置かれていました。笑。
民謡に通常は楽譜は無い、と書きましたが、丁度、オリンピック用の五輪音頭の楽譜が届いたそうで、見せて頂きました。
文化譜と呼ぶそうです。
楽譜には、
ドン チンチ/ チンチ チンチ/ ドン チ チンチ 、、、
と、上の方に書かれていて、
まさかの口三味線!
私、割と使うんです!フラメンコを教える時に、
タータ、タンタンタンッ、 ッタータンタンタン とか。
ほら。フラメンコも使ってる!私、使ってる!文化譜を!衝撃の事実! 笑
会館の受付のそばに、三味線が一棹置いてあり” お声をかけてください、自由にお弾きください” 的な事が書いてあるのも、衝撃的。(弾きたくても弾けない 笑)
さて、家に帰ってから、確か、小山流の小山浩秀さんとおっしゃったかな。と、小山流をググったりしましたら、、、
はあ~ ですよね~
この方も民謡界のドン。3歳でデビュー、、、
貴重な時間でした。民謡協会様、小山様、ありがとうございました。また、足を運ばさせて頂きます!
MINYO KYOUKAI
(Museo de Minyo)
De lunes a Viernes
Cierra sabado, domingo y festivos
Hay varios utencilios de agricultura.(relacionado con el desarrollo de Minyo Japonés)
Recomendado llamar por telefono o enviar e-mail antes de visitar.
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